働きがいのある会社診断プログラムの3つの企業事例 Case3

Case3
働き続ける環境が整備された心地いい会社が、経営方針と人材育成方針を明確にし、さらに満足度をアップしたC社の事例

C社は1980年に設立されたIT系の会社です。主として大手企業からの受託システム開発を行なってきましたが、最近ではWEB系や自社ソフトの開発、スマートフォンのアプリの開発にも力を入れています。

社員の年齢層は比較的若いですが、創業当初からのベテラン社員もいます。業界の中でも早くから在宅勤務などを取り入れ、働きやすい会社を目指してきました。

業種:システム開発業 設立:1980年 資本金:1000万円 社員数:50名

診断結果レポート

C社の社長は「IT企業なんだから、ITを活かして働きやすい職場環境を提供したい」という考え方で、社員の自主性を尊重し、在宅勤務などもいち早く実現してきました。社員の提案やお客さまのニーズを柔軟に取り入れ、様々なソフトを開発しています。社員の間でも経営者の考え方は賛同を得ており、心地よい環境で好きな仕事ができることへの満足度は高くなっています。

しかし一方では、同業間の競争も厳しい中で、自分も会社もIT業界の変化のスピードや新たな技術について行けるのか、このままずっと仕事が続けられるのか、という漠然とした不安を感じている社員も少なくありません。

課題と改善提案

C社にとっては、社員一人ひとりが自分のスキルの向上を実現できる体制づくりが一番の課題です。社員がスキルアップするということは企業として優秀な人材を確保し、業界の中での競争力を高めることにも繋がります。そこで、C社に相応しい具体的なスキルアップのしくみとキャリアパスを構築することを提案いたしました。

「ITを活用した働きやすい職場環境」と「スキルアップのしくみ」の両輪で、IT業界の働きがいのある会社No.1を目指しています。